2009年1月17日土曜日

洗濯機と”ニューヨーク”サウンド・・・”70年”

テナーサックスの順平ちゃんに 連れられて軽四で ウネウネ細い道を曲がりくねって着いた 
文化住宅の一階の間口にある洗濯機にはチェーンがかかっていた。

河原君は 女の同棲ちゅうの ベイシスト

仲間同士で音楽のことウダウダ話し始めていたら河原君は、本当はギターを弾きたかったらしい。

ギターを弾きまくって 思いっきり目立ちたかった。

ギターで大見得を切る ところは 何といってもハイポジションで 高音のフレーズをギンギンにひきまくること、で カッコええ って思わせて、可愛い女の子を目星つけといて終わってから 声かける・・・
イッショヤ、イッショヤ!!!・・・・

なんで!ベースやネン?

ハイポジションに行けば行くほどフレットの幅が 狭くなってます。

河原君の指、 異常に太い、ギターリストの 一番の見せ場の 
高音域でのフレーズを弾くと指が太すぎて 音がショボくて、スカスカ間の抜けたフレーズ・・・

で ベースに転向したんですって。

順平ちゃんを中心にして いっぺんセッションしようよって

当時ワタシ スタッフちゅうバンドのギター弾きコーネル・デュプレーとかスティーブ・カーンちゅうフェンダー・テレキャスター弾きが好きで

よく聞いてて、そんな音楽したいなあ・・・・って

でスタジオに集まって セッションしたんです

当時のベース弾きの コピーの目標はだいたいジャコ・パストリウスかスタンリー・クラーク風がメイン。

河原君のベースは ジーン・キニスキーかハルク・ホーガン的ちゅうか・・・・
血だらけになって頭突きを食らわす”大木金太郎”みたいな
 開き直った 物凄さを感じたんです。

とにかく 音が野太い、で、弾きまくらない・・・

フェンダー・テレキャスターちゅう 極めて扱いにくいギターでジャズ。

スティーヴ・カーンちゅうギター弾きは 
ほんま”真夜中のカーボーイ”のニューヨーク音がしてる、
って 思ったんです。(外国行ったことないです)

でスティーヴ・カーンのレーコードのクレジットでベースがウイル・リー 音色が 河原君なんです。

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河原君は、音色から察知すると 野太くて ”俺は 俺じゃ!”清原選手的な 
雰囲気なんですが、どうも緻密な音楽が好きでワタシのような 
アバウト人間には合わなかったようです!

残念!!!

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食材・食品のネット通販してる『播磨屋一徳堂http://tetecom.com/』店主:森本達也です。

河原君に なんで洗濯機チェーンで巻いてんのって聞いたら、
彼女と一緒に文化住宅に同棲して 買った洗濯機 玄関先に 置いてたら すぐに 
パクられたんですって。

淀川の河川敷に捨てられてた洗濯機拾てきて 
盗られたらあかん てんでチェーン巻いたんですって。


フェンダーのテレキャスターってギター 本当に 美しい。

ところが 無茶苦茶 重たくて、 じゃじゃ馬娘で扱いにくい。

”あ! これやって 音を 発見、定着させるのはひと苦労 ちゅうより クタクタ・・・”

昔の ゲルマニュームラジオ みたいちゅか、嫁さんみたい ちゅうか ・・・・

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ワタシの記憶が 間違いなかったら エリック・クランプトンが 
テレキャスターのヘッドの弦に煙ってるタバコ はさんで 弾いてるんです。

ギターに興味のない人には どうでもいい ことかも・・・

でもね、テレキャスターの美しさは 美術の教科書の定番”サモトラケのニケ”の
あの誰もが 文句言えない 美しさ・・・

弥勒菩薩の美しさに 口付けしたくなった 不埒なやから(ワタシもキスしたくなります)・・・

とにかく 美しい・・・テレキャスターは 

ところが オリジナルの テレキャスターって 本当に 扱いづらい 
ちゅうか 意のままにならない。

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白菜のキムチでご飯 美味しいですよ。でもね キムチで ご飯3杯って 
食べる「気」は 起こらないんです。

白菜の「浅漬け」に鰹節をかけて、七味唐辛子、それに醤油白ご飯に番茶で いただく。

旨いの何の・・・

確かに、キムチで白ご飯は 旨い。
 それ食べて 小腹空いたら 白菜の「浅漬け」の漬物以外ないのです。ワタシには・・・ 

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