”サムデェイ・マイ・プリンス・ウィル・カム”は シンデレラ？白雪姫？

”サムデェイ・マイ・プリンス・ウィル・カム”は　シンデレラ？白雪姫？

ＹＯＵ　ＴＵＢＥの中をあっち跳び、こっち跳びしてたら
ビル・エバンスの”サムデェイ・マイ・プリンス・ウィル・カム”

晩年のビル・エバンスって　妙な脂ついた感じで！

なんか　若いころの　キリっとした雰囲気が消えて

まあ　しょうがないか！

樋口一葉の　たけくらべを　読んだ時ぐらいに
ビル・エバンスを初めて聞き出したちゅうか　
たまたま　ジャズ喫茶できいたわけでして

なんか　その音が　『たけくらべ』に出てくる美登利のイメージが　
どういうわけかわいてきたんです。

若いころのビル・エバンスは　真如みたいやったんかも。

ギターのジム・ホールとのデュエットは　絶品ですね。

あっちこっち跳び回れるYOU　TUBEは　
いいですね”サムデェイ・マイ・プリンス・ウィル・カム”つながりで
マイルス・デビスのを聴いたんです。

最初のシンバルから　かわいらしいんです。

で　ウイントン・ケリーのコードこれもまた　愛らしい・・・

で　マイルス　なんやねんやろ　この　強烈な　
個性たいして　喋らないのに　その存在感

たしかに　世間的に言われてるようにクール　尊大、鼻持ちならない　
ちゅうても凄いことは　否定できない

それより　なんか　このプリンスを待つ　
プリンセスが　チャーミングに思えるんですよね

太鼓はシンバルだけでしょ、
ベースは　ワン・ノートで　ウィントン・ケーリーの　
イントロちゅうか　前説が　あるんです

で　マイルスのトランペットで　太鼓のシンバルは終わって、
ブラシでスネアを　シャカ、シャカ

でもベースは　まだ数小節ワンノートはにかみやさんの　
プリンセスが　登場ちょっと唄いだして　
でこれから　ちゅうときに　
ベースが展開するんですよね。

画面が　急に　色づく感じ

妙な　甘ったるい　演出が　ないんですよ

テナーが登場と同時に　太鼓がステックで　
シンバルを　小気味よく叩き出す。

あ　プリンス登場か・・・

心憎いと　思いません。

後半のテナーが　若かりし頃のコルトレーンでしょうね、
元気で　ゴリゴリ　吹きまくってますねぇ

で　
でしたとさ　の物語の最後にまた　最初のパターンに　
なっていくんですけど

いちばん　最後の　
水の　しずくみたいな音は　なんやねん！

シンデレラ？　白雪姫？　どっちやったっけ
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